「南極物語」（2006） [映画紹介]
「南極物語」（2006）
１９９３年 １月
全米科学財団南極基地で働くジュリーは８匹の犬（マックス・マヤ・ショーティー・デューイ・
ジャック・バック・トルーマン・シャドウ）をパートナーにシーズン最後の旅に出ていた。
そのころ２５年に１度の強い低気圧が発生、基地にいる全員が強制退去となった。
だが、人間が優先、犬たちはヘリに乗りきれず後回しになった。
ヘリはすぐに引き返して犬たちを乗せ連れてくるはずだったが、
ひどい天候のためヘリが飛べず置き去りとなってしまった。
取り残されて１週間後。
犬たちは生き残るために自らの首輪を引き離した。
皆さんご存じだと思いますが、１９８３年の日本映画のリメイク作品です。
誰もが犬たちのことはもう諦めようとしていたのですが、
ジュリーの強い気持ちに周囲も動かされていくというストーリーです。
犬たちの演技がとても素晴らしくて、感心させられたのと同時に涙々でした。
エンドロールで一番最初に書かれていたのが犬たちの名前だったところも印象的でした。
- 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
- 発売日: 2006/08/23
- メディア: DVD
「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」（2005） [映画紹介]
「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」（2005）
葬儀社を営むブラウン氏（コリン・ファース）は１年前に妻を亡くした。
７人の子供達はいたずらが大好きで家の中は無法地帯だった。
そのせいか、今までに乳母を１７人もやめさせてしまっていた。
ブラウン氏は、新しい乳母に来てもらおうと紹介所へ行くのだが
「もう派遣できる乳母はいません」と、とりあってもらえない。
すると、「あなたに必要な乳母はマクフィーです」と、どこからか声が・・・
ブラウン氏は声の意味がわからないまま家に帰った。
その夜、政府から派遣されたという乳母が訪ねてきた。
その乳母こそ、あのとき耳にした名前の『マクフィー』だった。
いたずらっ子だけれど、本当はとっても心の優しい子供達。
マクフィーは、親子のふれあいがなくいたずらに走ってしまう子供達に、
「考える」ということを自然に教えていきます。
子供達がかわっていくにつれ、忙しさで子供達のことを後回しにしてきた父親も
子供達とふれあうようになっていきます。
タイトルだけでみるとおとぎ話のようにみえますが、
それだけではなく考えさせられ癒される作品でもあります。
- 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- 発売日: 2006/09/21
- メディア: DVD
要潤「ザ・シークレットショウ」（2005） [映画紹介]
「ザ・シークレットショウ」（2005）
自転車便で働く ニックネーム：ジョニー・堀田（要潤）は、
人気生番組『ザ・シークレットショウ』の司会者 田島（石原良純）宛の
小さな包みを生放送の時間までに届けるように頼まれる。
だが、配達のじゃまをしにやって来た男に自転車を壊され、
近くに止めてあったママチャリに乗って届けることになる。
ジョニーは、田島が自分と同じ悩みを持つことを知り、
その田島の秘密を守るためにママチャリを走らせた。
そして、その包みの中身とは、
司会者田島が浮気現場に置き忘れたカツラだった。
ジョニーは無事生放送に間に合うことが出来るのか・・・
２２～２３分くらいのショートフィルムです。
自転車便の話と聞いて、かっこよく自転車に乗っている姿を期待していたのですが、
ロードバイクに乗っている姿はほとんどなく、その点は残念でした。
ただ、感動的（？）ラストシーンの要潤の額から頭頂部にかけてのハゲヅラ姿は、
普段なかなか見れないと思うので見ることができて良かったかな。
『ザ・シークレットショウ』詳細はこちら ↓
http://www.movieplus.jp/square/index.php
「ポビーとディンガン」（2005） [映画紹介]
「ポビーとディンガン」（2005）
アシュモルとケリーアンの父レックスは、一攫千金を狙ってオパール鉱を採掘するため
家族を連れこの町へ移り住んできた。
アシュモルとケリーアンはなかなか友達が出来なかった。
そんなこともあってか、ケリーアンはいつもひとり空想の友達と遊んでいた。
名前は、ポビーとディンガン。
そんな娘に、家族はなかば振り回されていた。
ある日、ケリーアンはポビーとディンガンがいなくなったと言いだし、
どうしても探して欲しいと家族に懇願した。
だが、空想の友達が家族や町の人たちに見えるはずはない。
そんな中、アシュモルはケリーアンのために空想の友達を捜し出す決心をする。
ケリーアンは、ポビーとディンガンがなかなか見つからないために体調を崩していく。
ケリーアンの空想上の友達だったポビーとディンガンが、
いつしか家族や町の人たちの心をひとつにしていく心温まるストーリーです。
この映画を家族で見て話し合ってみるのも良いかもしれませんよ。
- 出版社/メーカー: 日活
- 発売日: 2006/09/08
- メディア: DVD
ジェニファー・アニストン「迷い婚」（2005） [映画紹介]
「迷い婚」（2005）
１９６２年 大晦日 彼２１歳 彼女４２歳
この二人が関係を持ったことが事の始まりだった。
そして、１９６５年。それらの出来事が本になり映画化された。
タイトルは『卒業』
そして３０年後。
弁護士ジェフからのプロポーズを受けたサラ（ジェニファー・アニストン）だったが
それよりも家族のことや自分のことで頭の中がいっぱいだった。
そんな頃、サラの妹が結婚することになり二人はサラの実家へ。
そこでサラは、自分が幼い頃に亡くなった母親と、母親の元彼との子供ではないかと思い始める。
そして、亡き母親の若い頃の話を聞いているうちにあることに気が付く。
母や祖母が『卒業』のモデルで、祖母が『卒業』のミセス・ロビンソンではないかと・・・
サラはそれを確かなものにするため、作家であり父親であるかもしれない男性に会いに行く。
ずっと自分探しをしていて結婚に踏み切れなかった主人公が、
家族や恋人とのもめ事や温かいふれあいのなかで、
本当に大切なものは何かに気が付いていくというストーリーです。
作家役にケビン・コスナー、祖母役にシャーリー・マクレーンなど、俳優さんも素晴らしいですよ。
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2006/10/06
- メディア: DVD
ケイト・ハドソン「プリティ・ヘレン」（2004） [映画紹介]
「プリティ・ヘレン」（2004）
ファッション業界で働くヘレン（ケイト・ハドソン）はキャリア・ウーマン。
シングル・ライフを思う存分満喫していた。
ある日、ヘレンに二番目の姉から電話がかかってきた。
一番上の姉夫婦が交通事故で亡くなったと・・・
残された３人の子供達は、姉の遺言書によりヘレンが引き取ることになった。
早速、新居を探し４人は一緒に暮らし始めた。
４人での生活はうまくいくはずだったが、子育てと仕事が上手く両立できず仕事を失ってしまう。
それからというもの、子供達のことが思い通りにいかず悩むヘレンだったが・・・
いつも自分中心だったヘレンだったが、周囲の人たちの温かさに触れ、
次第に本当の家族とは何かを考えるようになっていきます。
二番目の姉の家族が飼っているワンちゃんの名前が和名だったり
お騒がせのあの人がちょっぴり出演していたりと、話題になりそうなポイントもある作品です。
そして、とっても心温まる素敵な作品です（＾＾）
- 出版社/メーカー: 日活
- 発売日: 2006/08/04
- メディア: DVD
「隣人は静かに笑う」（1998） [映画紹介]
「隣人は静かに笑う」（1998）
大学で米国史を教えているマイケル・ファラデーは、
数年前にFBIのエージェントだった妻を亡くし幼い息子と二人暮らしをしていた。
ある日マイケルは、腕にやけどをおって道路をフラフラ歩いている少年を見つけ
病院へ連れて行き、そこで少年の両親ラング夫妻と出会った。
そのラング家はマイケルの隣に越してきた家族だった。
それがきっかけで両家の交際が始まる。
だが、交際していくなかでラング夫妻の言動に不信感を抱き始めたマイケルは、
ラング家の主であるオリバーが卒業したというカンザス大学のアルバムを手に入れ調べ始める。
すると、実はオリバーが別人であったことがわかった。
じわじわと恐怖が感じられてくるサスペンス・スリラーです。
隣人に翻弄されてしまう主人公。
「なぜ」「どうして」と言いたくなるエンディングはかなりショックです。
良くも悪くも記憶に残る作品だと思います。
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2004/01/21
- メディア: DVD
マーティン・ローレンス「ビッグママ・ハウス２」（2006） [映画紹介]
「ビッグママ・ハウス２」（2006）
FBI捜査官マルコム（マーティン・ローレンス）はシェリーと結婚し
捜査の仕事から内勤の仕事に替り、幸せな日々を送っていた。
ある日、マルコムが捜査の仕事で最初の相棒だった仲間が殺された。
マルコムは捜査を自分にやらせてほしいと申し出るが受け入れてもらえなかった。
そこで思いついたのが、あの『ビッグママ』だった。
マルコムはシェリーに嘘をつき、ビッグママに変装しひとりで捜査を始めるのだが・・・
「ビッグママ・ハウス」の続編です。
FBI捜査官がビッグママに変身し捜査にあたるというコメディーです。
マーティンの変装がビッグママに見えるとか見えないとか野暮なことは言いっこなし。
「ビッグママ・ハウス２」だけ見ても面白いですが、一作目でビッグママができあがる
理由や過程もわかるので一作目の「ビッグママ・ハウス」もお薦めです。
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2006/10/27
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2006/10/27
- メディア: DVD
「冬の恋人たち２」（2006） [映画紹介]
「冬の恋人たち２」（2006）
全米フィギュア選手権はハプニング続きで、選手は次々転倒。
ジャッキーは、今日違いなく優勝だろうと言われたなか転倒し脚を骨折。
だが、回復力が早く４ヶ月後にはダブルを跳べるほどまでになっていた。
そんななか、両親から休暇をすすめられたジャッキーは友人とロスへ。
そこでプロのインラインスケーターのアレックスと出会った。
だが、お互いの気持ちがすれちがったままジャッキーは休暇を終えた。
ある日アレックスは、ジャッキーがジャンプの負担が少ないペアとして
トリノオリンピックに参加するためパートナーを探していることを知る。
アレックスは、フィギュアスケートのレッスンを受け始めるのだが・・・
シングルで滑ってきたジャッキーと、インラインスケーターのアレックスが
衝突しながらもオリンピックに向けて新しいペアの技にチャレンジしていくストーリーです。
１９９２年の「冬の恋人たち」のリメイク作品です。
確か前作は、男性がアイスホッケーの選手だったと思いますが、
今回の作品は今風にしたのかなと思ったりしています。
ラブストーリーを含んだサクセスストーリーの好きな方には、お勧めの作品だと思います。
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2006/07/26
- メディア: DVD
「エミリー・ローズ」（2005） [映画紹介]
「エミリー・ローズ」（2005）
エミリーは、１９歳で不自然な死を遂げた。
エミリーの死は、周囲の注目をあびるものだった。
それは・・・
弁護士のエリン・ブルナーは、過失致死罪で起訴されたムーア神父の弁護を買って出た。
ムーア神父とは、エミリーが死に至ることになった全てを知る人物だった。
エリンは、その裁判で悪魔の存在を証明することになるのだが・・・
皆さんもすでにご存じだと思いますが、この作品は実話を基に作られています。
この映画は、エクソシストのような悪魔祓いのシーン主体ではなく、
エミリーの死後に行われた裁判が、メインのストーリーになっています。
「悪魔祓い＝ホラー映画」とひとくくりにはできない、
考えさせられる作品になっていると思います。
判決シーンでの陪審員からの提案に、思わず涙の映画でした。
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2006/07/19
- メディア: DVD
